カムスな日々

1歳わんぱく男児と母ちゃんの日常。南豊中情報。旅の記録。

歯磨きより大事なことがわかる『こどもの歯を「治療・矯正」する前に』を読んで

こどもの歯問題、これは親にとって大きな関心事じゃないかなぁ。

以前、市の主催する「すくすく良い歯の教室」に参加して色々と教えてもらったんやけど、息子も1歳3ヵ月になり、奥歯もだんだん生え始め、いつ頃から歯科に通わそうかなぁ、と思ってたところ、出会った本がすごかったから、覚書も含めて紹介します。

 

「すくすく良い歯の教室」についての記事はこちら

yurikams.hatenablog.com

 

こどもの歯を「治療・矯正」する前に (ジャパンマシニスト育児新書)

歯科医院の数はコンビニより多い

確かに美容院と歯科医院ってやたら見かけるよね。そりゃ生き残りをかけてサービスやら設備で差別化しなあかんし、客も取り合いなわけで、一件一件の客単価だってあげていかなあかんわけです。もちろん歯科医の先生方が悪いとかいうことではなく、現行の出来高制の医療制度の中で経営を成り立たせていこうと思えば、治療が必要かどうかグレーゾーンな初期の虫歯や進行のとまった虫歯も、できるところは全て治療しようということになるのも仕方ないのかなぁと。

だからですね。消費者の方がもっとドライになるべき。医者を聖職者やとか思わずにひとりの経営者やと考えなあかんのと思う。そういうのタブーな空気あるけどね。お医者さんに対してこれ本当に必要なの?なんて言ったら嫌われてちゃんとやってもらえないんじゃないか、もしくは失礼なんじゃないかって。いやいやいや、でもあるでしょそういう方針?ついでにもう一品、ついでにフッ素、的な。これはほんまに医者を悪者にしたいのじゃなく、賢いサービスの受益者になりましょう、という話。

 

虫歯は夜できない

いや、夜もできるけど、昼もできるってこと。なんかさ、槍を持った悪そうな顔の虫歯菌が人間が寝てる間に歯をガリガリ削ってるっていう教材、昔見たよね?めちゃイメージが沁み込んでるんやけど、実はそういうことじゃないらしい。この本には「ゴキブリじゃないんですから」とあって笑ってしまった。通称「虫歯菌」と呼ばれる酸産生菌は実際には口の中にいる常在菌で、単糖類を代謝して強い酸を出す菌。その酸によって歯が溶けちゃうんですね。決して槍を持って攻撃してるわけじゃないのです。常在菌って言われるともう、「ああ、上手に共存していくしかないんやな」ってなる。人間の体は菌と協力し合うことで成り立ってるんやもんね。

 

あなたの体は9割が細菌: 微生物の生態系が崩れはじめた

あなたの体は9割が細菌: 微生物の生態系が崩れはじめた

 

 

本当の虫歯予防とは

それなら虫歯に対してなすすべないんかというとそうじゃない。みなさんの周りに歯をそんなにちゃんとみがいてるわけでもないのに虫歯にならん人っていません?反対にうちの夫はめちゃくちゃ真面目に歯磨きして、仕上げにマウスウォッシュまでしても虫歯になる人(笑)なぜか?

結局、糖の摂り方が一番重要ということ。加糖ドリンクをちょこちょこ飲む。飴をなめる。おやつを毎日食べる。そういう習慣がまずいらしい。

本によれば、糖を摂って3分後に歯は溶けはじめ、完全に再石灰化するには40-50時間もかかる!のだそう。ちょこちょこ糖が口に入ると溶けるタイミングが再石灰化するタイミングを上回ってしまうということ。糖は摂ってもいいけども、摂らない時間が必要。休肝日ならぬ休糖日が必要なんですな。

 

フッ素は思考停止の選択肢

もっと簡単に予防できへんの?フッ素は?て思うよね。でも、虫歯予防にフッ素という考えは思考停止やと著者はいう。なるほど。。。思考停止は楽やし何より安心やよね。先生がこういうのだから、と勧められるままにフッ素を塗布するのは確かに思考停止かも。フッ素だけじゃないよね。自分のわからない領域は調べるよりも鵜呑みにしてしまうことが多い。調べてもなかなか何を信じるべきかわからんし。本の中では衝撃的なんやけど、歯科で何気なしに先生にまかせて命を落とした二歳の女の子の話もでてくる。歯科診療で命を落とすことがあるなんて考えたこともなかったし、一人の親として読んでて体がこわばってしまった。思考停止せずに自分で情報をなるべく集めようとすることの大事さを改めて思わされる。

 

「桃香」ごめんね。―娘は小児歯科医院でいのちを奪われた

「桃香」ごめんね。―娘は小児歯科医院でいのちを奪われた

 

 

伝えたいこといっぱいですんごいボリュームになってしまった(汗)

でも、受け売りやら自分の解釈やらごちゃまぜ文なので、興味のある方は一度実際の本を手に取られてみてくださいね。

こどもの歯を「治療・矯正」する前に (ジャパンマシニスト育児新書)

こどもの歯を「治療・矯正」する前に (ジャパンマシニスト育児新書)